肋間神経痛の原因と対処法|両国駅|両国ソレイユ鍼灸整骨院

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肋間神経痛

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 胸から背中にかけての鋭い痛みがある

  • 呼吸や動作で痛みが悪化する

  • 持続的な痛みや圧迫感を感じる

  • 神経の走行に沿った痛みやしびれを感じる

肋間神経痛とは?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)は、肋骨の間を走る神経が何らかの原因で刺激され、痛みが生じる状態を指します。肋間神経は胸椎から出て肋骨の間を通り、前胸部に広がっています。これらの神経が炎症を起こしたり、圧迫されたりすることで、鋭い痛みやしびれが生じるのです。

肋間神経痛の特徴

①一側性の痛み

肋間神経痛は、通常片側に発生することが多いです。左右どちらかの肋骨間の神経が影響を受けるため、痛みは片側に集中する傾向があります。

肋間神経痛

②神経の走行に沿った痛み

痛みは肋骨の間を走る神経に沿って広がります。胸部から側腹部、そして背中にかけて痛みが広がることがあります。

③鋭い痛みや焼けるような痛み

肋間神経痛の痛みは、鋭い刺すような痛みや焼けるような感覚を伴います。この痛みは動作や呼吸によって悪化することが多いです。

肋間神経痛の男性

④皮膚に触れるだけで痛みが増すことがある

肋間神経痛の影響を受けた部分の皮膚は、非常に敏感になることがあります。軽く触れるだけでも痛みが増すことがあります。

⑤一定の姿勢や動作で痛みが強まる

痛みは特定の動作や姿勢で悪化することが多いです。例えば、前屈や側屈などの動作で痛みが増すことがあります。

肋間神経痛の発生メカニズム

肋間神経痛は、肋間神経が何らかの原因で炎症を起こすか、圧迫されることで発生します。具体的なメカニズムとしては、以下のようなものがあります。

①炎症

肋間神経が炎症を起こすと、その周囲の組織が腫れ、神経が圧迫されて痛みが生じます。炎症は感染症や外傷などによって引き起こされることがあります。

②圧迫

肋骨や胸椎の変形、筋肉の緊張などが原因で肋間神経が圧迫されることがあります。これにより、神経が刺激されて痛みが発生します。

③帯状疱疹

ヘルペスウイルスが原因で発症する帯状疱疹が肋間神経に影響を与え、痛みが生じることがあります。この場合、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが現れることが特徴です。

帯状疱疹の女性

肋間神経痛は、その発生原因やメカニズムによって治療方法が異なるため、適切な診断と治療が重要です。次のセクションでは、肋間神経痛の具体的な原因について詳しく解説します。

肋間神経痛になる原因とは?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

肋間神経痛の原因は多岐にわたります。以下に、肋間神経痛を引き起こす主な原因を詳しく解説します。

骨格や筋肉の問題

①姿勢の悪さ

長時間の悪い姿勢やデスクワークなどによる前傾姿勢は、肋間神経に負担をかけることがあります。特に、猫背や肩をすぼめた姿勢は、胸部の筋肉や神経に圧力をかけ、肋間神経痛を引き起こすことがあります。

姿勢の悪い女性

②筋肉の緊張や炎症

過度な運動やストレス、疲労によって胸部や背中の筋肉が緊張すると、肋間神経が圧迫され、痛みが生じることがあります。また、筋肉の炎症も神経を刺激し、痛みを引き起こす原因となります。

③胸椎や肋骨の変形やズレ

胸椎や肋骨の変形やズレが肋間神経を圧迫することがあります。これにより、神経が刺激され、鋭い痛みが生じます。特に、外傷や事故などで胸椎や肋骨に損傷がある場合、肋間神経痛が発生しやすくなります。

骨格の歪み

ヘルペスウイルス感染

ヘルペスウイルスによって引き起こされる帯状疱疹は、肋間神経に沿って痛みを生じることがあります。この場合、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが現れるのが特徴です。帯状疱疹は免疫力の低下やストレスが引き金となることが多く、高齢者に多く見られます。

ヘルペスウイルスによる肋間神経痛の男性

内臓の問題

肋間神経痛は、内臓の異常からも引き起こされることがあります。例えば、肝臓や胃、膵臓の疾患が肋間神経を圧迫したり、炎症を引き起こすことで痛みが生じることがあります。これらの内臓疾患が原因の場合、肋間神経痛だけでなく、他の症状(例えば、腹痛や消化不良)も現れることがあります。

その他の要因

①ストレスや精神的な負担

精神的なストレスや緊張は、筋肉の緊張を引き起こし、肋間神経痛の原因となることがあります。ストレスが長期間続くと、体全体の免疫力が低下し、痛みが慢性化することがあります。

ストレスを抱える男性

②冷え

体が冷えると血行が悪くなり、筋肉が緊張しやすくなります。これにより、肋間神経が圧迫され、痛みが生じることがあります。特に、冬場や冷房の効いた場所で長時間過ごすことが多い場合、肋間神経痛のリスクが高まります。

③疲労

過度な疲労は、筋肉の緊張を引き起こし、肋間神経に影響を与えることがあります。十分な休息を取らないと、筋肉の緊張が解消されず、痛みが続くことになります。

肋間神経痛の原因は多岐にわたるため、症状が現れた場合は早めに専門家の診断を受けることが重要です。次のセクションでは、肋間神経痛を放置した場合のリスクや悪化した場合の影響について解説します。

肋間神経痛を放置・悪化するとどうなるの?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

肋間神経痛を放置したり、適切な治療を行わなかったりすると、症状が悪化し、生活の質が大幅に低下する可能性があります。以下に、肋間神経痛を放置した場合のリスクや悪化した際の影響について詳しく説明します。

慢性的な痛みの発生

①痛みの慢性化

肋間神経痛を放置すると、痛みが慢性化することがあります。これは、神経が持続的に刺激され続けることで、痛みの感受性が高まり、些細な刺激でも強い痛みを感じるようになるためです。この状態になると、痛みが持続的に続き、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

②痛みの範囲の拡大

初期の肋間神経痛は局所的な痛みであることが多いですが、放置すると痛みの範囲が広がることがあります。胸部から背中、側腹部にかけて痛みが広がり、生活全般に影響を及ぼします。

呼吸の困難

①浅い呼吸の習慣化

肋間神経痛の痛みを避けるために、浅い呼吸を続けることが多くなります。浅い呼吸は肺や呼吸筋に負担をかけ、酸素供給が不十分になることがあります。これにより、全身の疲労感や息切れ、集中力の低下が引き起こされることがあります。

②呼吸器系の問題

呼吸が浅くなることで、肺の機能が低下し、呼吸器系のトラブルが発生するリスクが高まります。これにより、慢性的な咳や気管支炎などの呼吸器系の問題が生じることがあります。

呼吸が苦しい女性

姿勢の悪化

①不自然な姿勢の習慣化

痛みを避けるために、無意識のうちに不自然な姿勢を取ることが増えます。例えば、前屈みや側屈などの姿勢が習慣化すると、背中や腰に負担がかかり、他の部位にも痛みや不快感が生じることがあります。

②体全体のバランスの崩れ

姿勢が悪化すると、体全体のバランスが崩れ、筋肉や関節に負担がかかります。これにより、腰痛や肩こり、首の痛みなどの二次的な問題が発生することがあります。

不良姿勢と良い姿勢

精神的な影響

①ストレスの増加

持続的な痛みは、ストレスや不安を引き起こします。痛みが続くことで、精神的な緊張が高まり、ストレスが増加することがあります。

②うつ病のリスク

長期間にわたる痛みは、うつ病のリスクを高めることがあります。痛みによる生活の質の低下や、社会活動の制限が精神的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。

早期の治療と予防の重要性

肋間神経痛を放置すると、上記のようなさまざまなリスクや悪影響が生じる可能性があります。したがって、症状が現れた場合は早めに専門家の診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。また、日常生活での予防策を講じることで、肋間神経痛の発生を防ぐことも可能です。

次のセクションでは、肋間神経痛の具体的な治療方法やセルフケアの方法について詳しく解説します。

肋間神経痛の治療方法・セルフケアの方法は|両国ソレイユ鍼灸整骨院

肋間神経痛の治療方法は、その原因や症状の程度によって異なります。医療機関での治療と、自宅でできるセルフケアの両方を組み合わせることで、症状の改善が期待できます。以下に、一般的な治療方法とセルフケアの方法を詳しく解説します。

医療機関での治療

①薬物療法

・鎮痛薬

鎮痛薬は、痛みを緩和するために用いられます。一般的な鎮痛薬(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)が処方されることが多いです。

・抗炎症薬

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、炎症を抑え、痛みを軽減するのに効果的です。

・抗ウイルス薬

帯状疱疹が原因の場合、抗ウイルス薬が処方されることがあります。これにより、ウイルスの活動を抑制し、症状の進行を防ぎます。

②物理療法

・温熱療法

温熱療法は、患部を温めることで血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果があります。温湿布や温水浴が一般的です。

・電気療法

電気療法は、電気刺激を用いて筋肉をリラックスさせ、痛みを和らげる方法です。低周波治療器が用いられることが多いです。

・超音波療法

超音波を用いて、深部の組織を刺激し、炎症を抑える方法です。これにより、痛みが軽減されることがあります。

・神経ブロック

痛みが非常に強い場合、神経ブロック注射を行うことがあります。これは、局所麻酔薬を神経周囲に注射し、痛みの伝達を遮断する方法です。神経ブロックは即効性があり、効果が持続することが期待されます。

③鍼灸療法

鍼灸は、特定の経穴(ツボ)に鍼を刺すことで、痛みを緩和し、血行を促進します。これにより、炎症が軽減され、神経の圧迫が解消されることがあります。また、鍼灸は体の自己治癒力を高め、筋肉の緊張を和らげる効果も期待できます。

鍼灸治療では、痛みの部位に直接アプローチするだけでなく、全身のバランスを整えることで、痛みの根本原因に働きかけます。さらに、鍼灸は副作用が少なく、薬物療法が難しい患者様にも適用可能です。肋間神経痛の痛みや不快感に対して即効性があり、多くの患者様が鍼灸治療によって症状の改善を実感しています。

腰の鍼治療

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自宅でできるセルフケア

①適度な運動

・ストレッチ

軽いストレッチを行うことで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。特に胸部や背中のストレッチが効果的です。

・エクササイズ

無理のない範囲でのエクササイズ(ヨガやピラティスなど)は、筋肉を強化し、柔軟性を高めるのに役立ちます。

②温める

・ホットパック

患部をホットパックで温めることで、筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減する効果があります。ホットパックは数回に分けて行うと効果的です。

ホットパックをする高齢男性

・入浴

温かいお風呂に浸かることで、全身の血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができます。特に、温泉や薬草風呂がリラックス効果を高めます。

③姿勢の改善

デスクワークやスマートフォンの使用時には、背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つことが重要です。姿勢矯正用のクッションやサポーターを使用することも効果的です。

④適度な休憩

長時間同じ姿勢を続けないように、定期的に休憩を取り、体を動かすことが大切です。

⑤リラックス

・深呼吸

深呼吸を行うことで、筋肉の緊張を緩和し、リラックス効果を得ることができます。腹式呼吸を意識すると、より効果的です。

・瞑想やヨガ

瞑想やヨガは、ストレスを軽減し、精神的なリラックスを促す効果があります。これにより、痛みの感じ方も軽減されることが期待されます。

まとめ

肋間神経痛の治療には、医療機関での専門的な治療と、自宅でできるセルフケアの両方が重要です。早期の治療と適切なセルフケアを行うことで、症状の改善が期待できます。次のセクションでは、肋間神経痛が治るまでの期間の目安について詳しく解説します。

肋間神経痛が治るまでの期間の目安は?|あさひろメディカルグループ 両国ソレイユ鍼灸整骨院

肋間神経痛が治るまでの期間は、個々の症状や原因によって大きく異なります。一般的には、症状の軽重や治療の有無によって、回復までの期間が変わります。以下に、肋間神経痛の回復期間の目安を示します。

軽度の肋間神経痛

・治療期間の目安

軽度の肋間神経痛は、通常数日から数週間で改善することが多いです。この場合、適切なセルフケアや軽い運動、ストレッチなどで早期に症状を和らげることができます。

・改善のポイント

早期のセルフケア:軽度の痛みを感じた時点で、温湿布やストレッチを行うことで、症状の進行を防ぐことができます。

適切な休息:無理をせず、体を休めることで、筋肉の緊張を緩和し、痛みの改善を促進します。

中程度の肋間神経痛

・治療期間の目安

中程度の肋間神経痛は、通常数週間から1ヶ月程度で改善することが一般的です。この場合、医療機関での治療や物理療法を併用することで、症状の改善を早めることができます。

・改善のポイント

専門家の診断:痛みが続く場合は、早めに専門家の診断を受け、適切な治療を開始することが重要です。

継続的なセルフケア:医師の指導のもと、適切なセルフケアを続けることで、治療効果を高めることができます。

重度の肋間神経痛

・治療期間の目安

重度の肋間神経痛は、数ヶ月にわたることがあります。神経ブロックや専門的な治療が必要になることがあり、継続的な治療とケアが重要です。

・改善のポイント

専門的な治療:重度の痛みがある場合は、神経ブロックや手術など、専門的な治療を受けることが必要です。

長期的なケア:痛みの再発を防ぐために、長期的なケアとフォローアップが重要です。リハビリテーションや定期的な検診を受けることで、症状の管理を行います。

個別の回復期間

・原因による違い

肋間神経痛の原因が帯状疱疹などの感染症である場合、抗ウイルス薬による治療が必要となり、回復までの期間が異なることがあります。この場合、感染症の治癒とともに症状が改善することが多いです。

・個人差

各個人の健康状態や体質、治療への反応によっても回復期間は異なります。同じ治療を受けても、回復までの期間には個人差があることを理解しておくことが重要です。

症状が改善しない場合

・再診の重要性

症状が改善しない場合や、痛みが悪化する場合は、早めに再診を受けることが重要です。専門家による再評価を行い、必要に応じて治療方法の見直しを行うことが求められます。

・他の治療オプション

病院での標準的な治療が効果を示さない場合は、鍼灸やカイロプラクティックなどを検討することもあります。多角的なアプローチが症状の改善に役立つことがあります。

肋間神経痛治療3つのポイント|両国ソレイユ鍼灸整骨院

POINT①構造の改善

両国ソレイユ鍼灸整骨院では、筋膜リリース・背骨骨盤矯正を行うことで身体の構造を改善します。
筋膜リリースは、筋肉を包む筋膜の緊張をほぐし血流と柔軟性を高めることで痛みやこりを和らげる効果があります。
背骨骨盤矯正は、歪んだ骨格を正しい位置に戻し全身のバランスを整える効果があります。
これによって姿勢が改善され、肋間神経痛が軽減されやすい状態を作ります。

両国ソレイユ鍼灸整骨院の背骨・骨盤矯正詳細はこちら

    背骨・骨盤矯正

POINT②機能の改善

両国ソレイユ鍼灸整骨院では、運動療法(エクササイズ・ストレッチ)を行うことで身体の機能を改善します。
矯正で一時的に姿勢が整っても、すぐに元に戻ってしまったという経験はないでしょうか?
当院の運動療法は、国家資格者によるエクササイズやストレッチ指導を通じて筋力や柔軟性を高める治療法です。
これにより日常生活での動きがスムーズになり、筋膜リリース・背骨骨盤矯正で整えた身体の構造(姿勢)を保ちます。
個々の症状や体力に合わせたプログラムを提供するため、どなたでも無理なく取り組むことができます。

  坐骨神経痛のリハビリ

POINT③神経の改善

両国ソレイユ鍼灸整骨院では、自律神経・末梢神経の改善を目的とした鍼灸施術を行っています。
自律神経のバランスを整えることで、ストレスや疲労、不眠などの症状を軽減し、心身のリラクゼーションを促進します。
末梢神経に対する施術は、血流を改善し、神経の働きを活性化させることで肋間神経痛を和らげます。
患者様の状態に合わせた多様な施術を組み合わせることで、全身の健康をサポートします。

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