足底腱膜炎の原因と対処法|両国駅|両国ソレイユ鍼灸整骨院

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足底筋膜炎

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 朝起きた直後の歩き出し時、足底に激痛が走る
  • 長時間座った後、立ち上がる時に足底に激痛が走る
  • 長時間の立ち仕事や歩行で足底が痛くなる

足底筋膜炎とは?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

足底筋膜炎とは、足の裏にある厚い繊維組織である足底筋膜が炎症を起こし、痛みを引き起こす状態を指します。足底筋膜は、かかとから足の指先まで伸びており、足のアーチを支え、歩行や走行時の衝撃を吸収する役割を担っています。この組織に繰り返し負荷がかかることで微小な損傷が蓄積し、炎症が発生します。

足底筋膜の役割と構造

足底筋膜は、以下の3つの主要な機能を果たしています:

①アーチのサポート

足のアーチを保持し、体重を分散させる役割を担います。これにより、足のバランスと安定性が保たれます。

②衝撃吸収

歩行や走行時に生じる衝撃を吸収し、足全体に均等に分散させることで、関節や筋肉への負担を軽減します。

③エネルギーの効率的な利用

足底筋膜は弾性を持ち、歩行や走行時にエネルギーを蓄え、次のステップへと効率的にエネルギーを移動させます。

足底腱膜

症状の現れ方

足底筋膜炎の主な症状は、足の裏に感じる痛みです。この痛みは、特に以下の状況で顕著に現れます:

・朝起きた直後

一晩の間に足底筋膜が縮んでしまうため、朝一番に足を伸ばすと強い痛みを感じます。

・長時間座った後

座っている間に筋膜が再び縮むため、立ち上がるときに痛みが生じます。

・長時間の歩行や立ち仕事

足底筋膜に継続的な負荷がかかるため、痛みが増します。

足底筋膜炎のサラリーマン

症状が現れる部位

痛みの主な部位はかかと周辺ですが、足のアーチ部分や指先にまで広がることもあります。痛みは鋭い刺すような痛みから、鈍い痛みまで様々で、個人によって感じ方が異なります。

足底筋膜炎の疼痛域

足底筋膜炎になる原因は?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

足底筋膜炎の原因は、多岐にわたります。以下に、代表的な原因を挙げて説明します。

過度な運動や活動

ランニングやジャンプなど、足底筋膜に繰り返し負荷がかかる運動は、筋膜に微細な裂け目を引き起こし、炎症を招くことがあります。特に、急に運動量を増やしたり、適切なウォームアップを行わない場合にリスクが高まります。

ランニングをする夫婦

不適切な靴

足のアーチをサポートしない靴や、硬すぎる靴を履くことは、足底筋膜に過度なストレスをかける要因となります。特に、ヒールが高い靴やクッション性のない靴は、足底筋膜炎を引き起こしやすいです。

体重の増加

体重の増加は、足底筋膜にかかる負荷を増加させるため、足底筋膜炎のリスクを高めます。特に、短期間で急激に体重が増加すると、足底筋膜への負荷が増し、炎症を引き起こしやすくなります。

足の形状

扁平足(フラットフット)や高アーチ(ハイアーチ)の足は、足底筋膜炎になりやすい傾向があります。これらの足の形状は、筋膜に不均一なストレスを与えるため、炎症を引き起こしやすくなります。

・扁平足

足のアーチが低いため、足底筋膜が過度に引き伸ばされ、炎症を起こしやすいです。

・ハイアーチ

足のアーチが高いため、足底筋膜に集中する負荷が増加し、痛みを引き起こしやすいです。

偏平足とハイアーチ

長時間の立ち仕事

教師や販売員など、長時間立ち続ける仕事に従事している人も、足底筋膜炎のリスクが高まります。立ち続けることで、足底筋膜に常に負荷がかかり、炎症を引き起こすことがあります。

加齢

加齢に伴い、足底筋膜の弾力性が低下し、炎症を引き起こしやすくなります。また、年齢と共に足のアーチが低下し、筋膜にかかるストレスが増加することも原因の一つです。

足底腱膜炎の高齢女性

筋肉の柔軟性や強度の低下

ふくらはぎやアキレス腱の筋肉が硬くなると、足底筋膜にかかる負荷が増大し、炎症を引き起こすリスクが高まります。筋肉の柔軟性や強度を保つことは、足底筋膜炎の予防に重要です。

これらの原因は単独で足底筋膜炎を引き起こすこともありますが、多くの場合、複数の要因が重なって発症します。日常生活でこれらのリスク要因をできるだけ避けることが、足底筋膜炎の予防につながります。

足底筋膜炎を放置・悪化するとどうなるの?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

足底筋膜炎を放置したり、適切な治療を受けずに悪化させてしまうと、痛みや不快感が慢性化し、生活の質を大きく損なう可能性があります。以下に、足底筋膜炎を放置することによって生じる主なリスクや悪化の症状を詳しく説明します。

歩行困難

足底筋膜の痛みが慢性化すると、歩くこと自体が困難になります。特に、朝起きた直後や長時間座った後に立ち上がる際の痛みが激しくなり、日常の活動が制限されます。これにより、仕事や日常生活に大きな影響を与えることになります。

他の部位への影響

足底筋膜炎の痛みを避けるために、不自然な歩行や姿勢を続けることで、膝や腰、背中など他の部分に余計な負担がかかります。これにより、二次的な痛みや怪我が発生するリスクが高まります。例えば、膝痛や腰痛、腰椎の問題などが挙げられます。

脊柱管狭窄症による足の痺れ

生活の質の低下

痛みのために長時間の歩行や立ち仕事が困難になると、活動範囲が制限され、運動不足や体重増加を招くことがあります。また、痛みのストレスや不快感が精神的な健康にも影響を及ぼし、うつ症状やイライラ感を引き起こすことがあります。

足底筋膜のさらなる損傷

放置することで、足底筋膜の炎症が慢性化し、微小な裂け目が広がる可能性があります。これにより、筋膜自体の損傷が進行し、治療が難しくなることがあります。最悪の場合、手術が必要になることも考えられます。

足底筋膜炎

アキレス腱やふくらはぎの問題

足底筋膜炎が悪化すると、アキレス腱やふくらはぎの筋肉にも影響が及ぶことがあります。これらの部分が硬直し、痛みやこりが生じることがあり、さらなる負担を引き起こします。アキレス腱炎やふくらはぎの筋肉のけがなどが起こる可能性もあります。

慢性痛のリスク

痛みが長期間続くと、神経が痛みに敏感になり、慢性的な痛みを感じるようになることがあります。これは、中枢神経系が痛みを記憶し、痛みの信号を過剰に送るためで、慢性痛の管理が必要になることがあります。

早期の診断と適切な治療を行うことで、これらのリスクを未然に防ぎ、痛みを効果的に管理することが可能です。足底筋膜炎の症状が見られた場合は、すぐに医療機関を訪れ、適切な治療を受けることが重要です。

足底筋膜炎の治療方法・セルフケアの方法は?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

足底筋膜炎の治療には、さまざまな方法があります。適切な治療を行うことで、痛みを軽減し、回復を促進することができます。以下に、主な治療方法とセルフケアの方法を詳しく説明します。

休息とアイシング

まずは足を休めることが大切です。痛みがある場合は、無理に動かさず、安静にすることが重要です。特に激しい運動や長時間の歩行は避けましょう。
アイシングも効果的です。氷嚢や冷たいタオルを使って、痛みのある部分を冷やします。1回につき15分程度、1日に数回行うことで炎症を抑えることができます。

氷嚢

ストレッチとマッサージ

足底筋膜やふくらはぎの筋肉を柔軟に保つために、ストレッチを行うことが重要です。以下のストレッチを定期的に行いましょう:

・タオルストレッチ

タオルを足の裏にかけ、タオルを引っ張りながら足の指を手前に引き寄せます。これにより、足底筋膜とふくらはぎの筋肉が伸びます。

・ふくらはぎのストレッチ

壁に手をつき、片足を後ろに引いて、かかとを床につけたまま前の膝を曲げます。後ろ足のふくらはぎの筋肉が伸びるのを感じながら、20~30秒間キープします。

また、足底筋膜のストレッチやマッサージも効果的です。テニスボールやゴルフボールを使って足の裏を転がすことで、筋膜の緊張を和らげます。

足底筋膜のストレッチ

足底サポートインソールの使用

アーチサポートのあるインソールを使用することで、足底筋膜への負荷を軽減することができます。特に、扁平足や高アーチの人には効果的です。市販のインソールもありますが、専門家に相談して自分に合ったものを選ぶことをお勧めします。

病院や整骨院での治療

症状が改善しない場合や痛みが強い場合は、医療機関での治療が必要です。柔道整復師や理学療法士による施術が効果的です。以下のような治療法があります:

・物理療法

超音波療法や電気刺激療法などがあり、炎症を抑え、痛みを軽減します。

超音波治療器

・テーピング

足底筋膜をサポートするためのテーピングを行うことで、痛みを和らげます。専門家に正しい方法を教えてもらいましょう。

ストレッチと運動療法

医療機関で指導されるストレッチや筋力強化運動を行うことで、足底筋膜への負荷を軽減します。

薬物療法

痛みが強い場合は、医師の指示のもと、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの薬物療法を行うことがあります。これにより、炎症を抑え、痛みを和らげることができます。歩行が難しいレベルの症状が出ている場合は、必ず整形外科を受診するようにしましょう。

ライフスタイルの見直し

体重管理や適切な靴の選択も重要です。体重を適切に管理することで、足底筋膜への負荷を減少させることができます。また、アーチサポートのある靴やクッション性の高い靴を選びましょう。特に運動や長時間の立ち仕事をする場合には、靴選びが重要です。

これらの治療法とセルフケアを組み合わせることで、足底筋膜炎の症状を効果的に管理し、回復を促進することができます。早期の対応と適切な治療が重要ですので、症状が見られた場合は速やかに対処しましょう。

足底筋膜炎が治るまでの期間の目安は?|両国ソレイユ鍼灸整骨院

足底筋膜炎の回復期間は、症状の重さや治療法、個人の健康状態によって異なります。一般的な目安としては、以下のように考えられます。

軽度の症状

軽度の足底筋膜炎の場合、数週間の休息と適切なセルフケアで症状が改善することが多いです。ストレッチやアイシング、インソールの使用などを継続的に行うことで、早期に回復する可能性があります。

中等度の症状

中等度の症状の場合、回復には1ヶ月から3ヶ月程度かかることがあります。この期間中、以下のポイントに注意して治療を続けることが重要です:

・継続的なセルフケア

アイシング、ストレッチ、足底サポートインソールの使用を継続します。

・医療機関での治療

柔道整復師や理学療法士による施術や物理療法を受けることで、症状の改善が期待できます。

重度の症状

重度の足底筋膜炎の場合、回復には数ヶ月から半年以上かかることもあります。このようなケースでは、以下のような治療法が必要になることがあります:

・専門的な医療介入

医療機関での集中的な治療が必要です。物理療法、電気刺激療法、超音波療法などを組み合わせて行います。

・薬物療法

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などを用いて炎症を抑え、痛みを管理します。

・手術

非常に重度で他の治療法が効果を示さない場合、手術が検討されることもあります。手術によって足底筋膜を解放し、炎症を軽減します。

継続的なケアの重要性

足底筋膜炎が治った後も、再発を防ぐためには継続的なケアが重要です。以下のポイントに注意して、足底筋膜の健康を維持しましょう:

・定期的なストレッチ

足底筋膜やふくらはぎの筋肉を柔軟に保つために、定期的にストレッチを行います。

・適切な靴の選択

アーチサポートのある靴やクッション性の高い靴を選び、足底筋膜への負荷を軽減します。

インソール

・体重管理

適切な体重を維持することで、足底筋膜への負荷を減少させます。

足底筋膜炎の回復期間は個人差が大きいため、自分の症状や状態に合わせた治療を行うことが重要です。国家資格者の指導を受けながら、適切な治療とケアを続けることで、効果的に回復することができます

足底筋膜炎治療3つのポイント|両国ソレイユ鍼灸整骨院

POINT①構造の改善

両国ソレイユ鍼灸整骨院では、筋膜リリース・背骨骨盤矯正を行うことで身体の構造を改善します。
筋膜リリースは、筋肉を包む筋膜の緊張をほぐし血流と柔軟性を高めることで痛みやこりを和らげる効果があります。
背骨骨盤矯正は、歪んだ骨格を正しい位置に戻し全身のバランスを整える効果があります。
これによって姿勢が改善され、足底筋膜炎による痛みや可動域制限が軽減されやすい状態を作ります。

両国ソレイユ鍼灸整骨院の背骨・骨盤矯正詳細はこちら

 背骨・骨盤矯正

POINT②機能の改善

両国ソレイユ鍼灸整骨院では、運動療法(エクササイズ・ストレッチ)を行うことで身体の機能を改善します。
矯正で一時的に姿勢が整っても、すぐに元に戻ってしまったという経験はないでしょうか?
当院の運動療法は、国家資格者によるエクササイズやストレッチ指導を通じて筋力や柔軟性を高める治療法です。
これにより日常生活での動きがスムーズになり、筋膜リリース・背骨骨盤矯正で整えた身体の構造(姿勢)を保ちます。
個々の症状や体力に合わせたプログラムを提供するため、どなたでも無理なく取り組むことができます。

坐骨神経痛のリハビリ

POINT③神経の改善

両国ソレイユ鍼灸整骨院では、自律神経・末梢神経の改善を目的とした鍼灸施術を行っています。
自律神経のバランスを整えることで、ストレスや疲労、不眠などの症状を軽減し、心身のリラクゼーションを促進します。
末梢神経に対する施術は、血流を改善し、神経の働きを活性化させることで足底筋膜炎による痛みや可動域制限を和らげます。
患者様の状態に合わせた多様な施術を組み合わせることで、全身の健康をサポートします。

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